時に西暦2199年。
地球は謎の星ガミラスの遊星爆弾による攻撃を受けていた。
そして、最後の希望は地球防衛艦隊であったが、それも今、最後の冥王星海戦で壊滅しようとしていた。
「駄目だ。やつらにはこのフネでは勝てない……」そう呟いた沖田艦長は1つの名案を思い付いた。「フネに頼るから負けるのだ。ガミラスに対抗するにはトンチしかない!」
かくして、トンチで戦う地球最後の希望、宇宙戦艦ヤマトンチは宇宙に飛び立ったのである。
しかし、オクトパス星団に差し掛かったとき、ヤマトンチの前にガミラス艦が立ちはだかったのである。
「この宇宙海峡の橋を渡ることはまかりならん」とガミラスの司令官はヤマトンチに通告した。「ここは病院船の通り道だから、攻撃はしないでおいてやる。早々に立ち去れ」
「今こそ、トンチの力を見せるときだ。端が駄目なら中央を突破するのだ!」と一休さんのように禿げ上がっていることを理由に艦長に抜擢された佐渡先生が酒を飲みながら命じた。
その後、ヤマトンチからの連絡が途絶えたという……。
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